佐藤 多佳子: 一瞬の風になれ(全3巻セット)相模原市の高校をモデルにした、二人の短距離走者の物語。高校の陸上部に入部した二人の3年間の成長を描きます。リズムのよい文体で、とてもさわやかで、時に熱く、何度か泣きました。 (★★★★★)
永井 均: 子どものための哲学対話―人間は遊ぶために生きている!心身をリフレッシュするのによい本だと思います。力が入りすぎていた所が分かります。そこの力を抜けば大分楽になります。 (★★★★)
夢枕 獏: 神々の山嶺〈上〉 (集英社文庫)男が山を登る。8000メートルを超える世界で、幻覚や幻聴と戦いながら、山を登る。ひたすら登る。酸素の少ない世界で10回喘ぎ、一歩進む。目指すものは、宇宙に一番近い場所。ドキュメンタリーを読むような迫力で登攀の様子が伝わってくる。厳しく神々しい自然。死と隣り合わせの世界で、何を考え何を感じるか。読んでいて震えがくる。 (★★★★★)
篠田 節子: 女たちのジハードとにかく面白い。5人のOLが偶然に翻弄されながらも、自力で道を切り開いていく、粋んのいい話。元気になります。直木賞受賞作。 (★★★★★)
船戸 与一: 虹の谷の五月〈上〉読後、すがすがしく感じた。少年から大人になりかけた、そんな時期の少年の三年間の物語。 表題のように毎年五月に虹の谷で事件が起きる。毎年五月には闘鶏があり、少年が育てた闘鶏も闘う。物語の最初は少年と祖父が闘鶏場に行くところから始まる。闘鶏に勝つかどうかワクワクしながら読み進めると田舎町で色んな出来事が起きる。少年の一人称で書かれているので、日記を読んでいるようだ。直木賞受賞作です。 (★★★★)
浅田 次郎: 地下鉄(メトロ)に乗って相撲にたとえると、綺麗な立会いから、激しい差して争い、そして怒涛のがぶり寄りというところだろうか。非常にドラマチックで感動する。浅田次郎はなんてうまい物書きなんだろう。 (★★★★★)
桐野 夏生: 柔らかな頬〈上〉OUTが面白かったので、直木賞受賞作の本書を読みましたが、期待はずれでした。面白くない。それでも頑張って最後まで読みました。やっぱり面白くない。 (★★★)
浅田 次郎: 鉄道員(ぽっぽや)「あなたに起こる、やさしい奇蹟」というのが単行本でのキャッチフレーズ。みごとな短編集である。今まで読んだ短編集の中で、No.1である。直木賞を受賞したのもうなずける。ある程度人生の苦労を体感した、40代以降の人に特に薦めます。泣けます。私は、「鉄道員」「ラブレター」「うらぼんえ」で泣きました。Book Offで買ったので105円でした。105円でこの感動。日本はいい国です。 (★★★★★)
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2005.01.28 | Permalink
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