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鈴木俊哉を聴く

11月14日 横浜みなとみらい小ホールで行われた鈴木俊哉他の現代音楽を聴いた。

パグニーニョが新聞で鈴木俊哉氏の演奏会のチケットがもらえるプレゼント応募して、予想通り(応募する人は非常に少ないと思われたので)当選した。

鈴木俊哉氏とは、大学の先輩を通じて面識がある。大学を卒業後かれこれ20年近く会っていなかったので、元気なお顔を拝見するという考えで演奏会場に足を運んだ。はっきり言って、音楽そのものには期待していなかった。

会場は、4割程度の入りだった。2割程度ではないかと予想していたので、意外だった。現代音楽ファンというのも意外と居るのだな~と感心した。

1曲目は鈴木氏のリコーダのソロ。上は黒のシャツ、下は黒のズボンで、アルトリコーダーを持って登場した。スマートな体型を維持し、髪も黒々フサフサしていて、20年前と変わらない。少しうらやましく思った。

高いスツールの椅子に腰掛け、演奏が始まった。カツ、カツ、カツ、カツ。リコーダーの吹き口を歯でたたいているのだろうか。リコーダーを打楽器として使っている。意表をつかれた。

単調なカツカツの間に、風が吹き抜ける。リコーダーを吹いているのだが、はすに構えて吹いたり、きちんとくわえて吹いたりするので、色々な風をイメージさせる。面白い。プログラムを見ると「フェニキアのイメージ」と書いてあった。

リコーダーは単純な作りなので(18世紀以降進化しなかった)、発する音がとても素朴で自然で、現代音楽なのに、なにか懐かしい感じを抱かせる。カツ、カツ、カツ、カツ。・・・・。カツカツが止まり、演奏が終わった。古楽やクラッシックでは感じることのできない強い印象を得た。現代音楽はつまらないと思っていたのを覆された。

その次は、リュートのソロ(つまらなかった)。

鈴木氏の2曲目、3曲目は14世紀の作曲家の作品。ソプラノリコーダーとアコディオン。グレートバスとアコーディオンという組み合わせ。2曲とも、とてもいい印象を得た。鈴木氏は古楽であっても、それが与える印象を大事にしている感じの演奏で、現代音楽奏者の古楽演奏を楽しませてくれた。

前半最後は、ピアノ、打楽器、アコーディオン、リコーダー。打楽器がうるさかった。

時間の関係で前半しか聴けなかった。鈴木氏の演奏以外は、私の持っていた現代音楽のイメージ通りで退屈だった。逆に言えば、鈴木氏の演奏は現代音楽なのに面白い。鈴木氏はCDもリリースしている。そのうち1枚買いたいな。皆さんも1枚いかがですか。

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